横浜中華街の歴史は、幕末までさかのぼる。安政4年(1857年)にペリー提督が浦賀に来訪、
翌年の日米修好通商条約など欧米5カ国との条約によって、
開港した地区に外国人居留地を設置することが決められた。
横浜もそのひとつであるが、長崎、神戸と並んで中華街が発展した地区でもある。 |
西陽門 |
横浜中華街には10基の、それぞれ趣向を凝らした門
(牌楼=パイロウ)がある。 善隣門 |
朝陽門(東)、朱雀門(南)、延平門(西)、玄武門(北)
には、中国古代科学の風水思想に基づいた守護神が配置されている
ほか、
善隣門、西陽門、天長門、地久門と市場通り門が2基。 延平門(西) |
地久門(関帝廟通) |
横浜関帝廟。 祀られているのは三国志で有名な関羽。 神格化された名前が「関聖帝君」。 関羽は簿記法を発明したとも言われ、 商売の神様としても華僑の間で信仰されているという。 中華街のほぼ中央に建っており、火災によって1990年に再建された現在のものは、 4代目。 |
市場通り門 |
天長門 |
朝陽門(東) |
中華街の広さは約500メートル四方、店舗数は約500店。
そのうち中華料理店は 190店(うち広東料理が100店)ということだ。 |