横浜中華街と横浜港の夜景

(2006.8.10)

 横浜中華街の歴史は、幕末までさかのぼる。安政4年(1857年)にペリー提督が浦賀に来訪、 翌年の日米修好通商条約など欧米5カ国との条約によって、 開港した地区に外国人居留地を設置することが決められた。 横浜もそのひとつであるが、長崎、神戸と並んで中華街が発展した地区でもある。


西陽門
横浜中華街には10基の、それぞれ趣向を凝らした門 (牌楼=パイロウ)がある。


           善隣門

朝陽門(東)、朱雀門(南)、延平門(西)、玄武門(北) には、中国古代科学の風水思想に基づいた守護神が配置されている ほか、 善隣門、西陽門、天長門、地久門と市場通り門が2基。


       延平門(西)

地久門(関帝廟通)

横浜関帝廟。

祀られているのは三国志で有名な関羽。 神格化された名前が「関聖帝君」。

関羽は簿記法を発明したとも言われ、 商売の神様としても華僑の間で信仰されているという。

中華街のほぼ中央に建っており、火災によって1990年に再建された現在のものは、 4代目。


市場通り門

天長門


朝陽門(東)
中華街の広さは約500メートル四方、店舗数は約500店。

そのうち中華料理店は 190店(うち広東料理が100店)ということだ。


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