柳川川下り

(2008.11.13)

 柳川と言えば「御花」、旧柳川藩主立花家の別邸のこと。江戸時代、この地域のことが 「御花畠」と呼ばれていたところから立花家のことを「御花」と呼んできたという。

 立花藩は戦国時代にまで遡ることができ、明治維新まで藩政は続いた。 現在の建物、庭園
西洋館は、明治時代の終わりに新築されたもの。

 庭園は「松濤園」と呼ばれ、仙台松島の景観を模したものといわれ、園内の280本の松は、 殆どが樹齢200年以上という。


 柳川の川下りは、柳川城の掘割を利用して形づくってきた水郷を巡るもの。

 「御花」の西洋館側に柳川川下りの船着場の一つがある。

 一艘に20人余りが乗船、内堀から外堀に向かって、小1時間、船頭のガイドで 川下りを楽しむ。

 市街化が進むに従って両岸の柳並木が随所で伐採され、遊歩道など人工的な景色に 変わってきているのは残念。

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