多摩森林科学園のサクラ保存林

  (2006.4.14)

 八王子市にある多摩森林科学園は、56ha、日比谷公園の約3.5倍。 高尾山に連なる山地の東端にあって、標高は183〜287m、都心より少し寒く雨の多いところ。

 この場所は400年以上もの昔、小田原の北条氏が、南下してきた武田の軍勢を迎え撃った古戦場である。
 八王子市の廿里(とどり)町というが、由来は「秩父まで十里、鎌倉まで十里」からきたという。

 江戸時代には幕府の直轄地、明治になって宮内省に編入され、現在は独立行政法人森林総合研究所 多摩森林科学園となっている。


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