忍 野 八 海

(2007.5.13)
 忍野八海は、山梨県南都留郡忍野村忍草にある。 富士山の伏流水が湧出してできた池で、名前が付いているのが八つ。

 霊場の順で第1番が出口池、以下、御釜池、底抜池、 銚子池、湧池、濁池、鏡池、菖蒲池。

 大林のバス停付から「忍野八海入口」と小さく書かれた ところを入って行くと、"湧池"。5番目の大きさだ。
 その脇に富士山からの雪解け水が流れ出しており、 手を水に浸していると30秒が限界か。

 周囲は土産物屋と、うどん・そばなどの飲食店が並んでいて、 後の七海はどこにあるの?
 1軒の土産物屋の専用の池か、その店に入っていかないと見られない仕掛けで、 池の中に石積みで囲われた池がある。

 前方に富士山、人垣の中にその池はある。

 中池という名の池の中に囲われて作られている池には、鯉が 泳いでおり、10メートル下の底までよく見える。

 湧水は、清く澄んでおり、日本名水百選に入っている。

 他の池がどこにあるのか、店で聞いてみないと何も分からない。大部分の人が ここだけで帰っていくのではなかろうかと思う。


有料の資料館に入ると、美しいパノラマが広がっており、左の保存民家の向こう側に "底抜池"がある。その向こうに富士山、この日は霞んで、写真ではかすかに見える。
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