名古屋城 東南
隅櫓
すみやぐら
名古屋市中区本丸1番1号
(2017.11.2)
天守↑ 西南隅櫓↑ 東南隅櫓↑
名古屋城に現存する三つの隅櫓(すみやぐら)の一つ。 東南
隅櫓
すみやぐら
(重要文化財)は、 辰巳櫓ともいわれ、屋根2層、内部3層、 屋根入母屋造り、本瓦葺、白塗籠造りである。
名古屋城創建(1612年)当時の原形を伝える建物で、鬼瓦には葵の紋が見られる。
柱や梁などは、
釿
ちょうな
で仕上げられており、 東・南2方に張り出した「落狭間」(石落とし)がもうけられてある。「石落とし」は、 幅30cm、長さ180cmほどの板が外れるようになっており、そこから石垣の下の地面が見える。
普段は一般公開されていないが、この日はたまたま1週間の期間限定で公開されていた。
東南隅櫓南側(右上の写真の右面)の姿図と断面図
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