綱町三井倶楽部 (東京港区)

(2004.6.9)

 東京都港区三田の、慶応義塾やオーストラリア 大使館と隣り合ったところに、大正2年(1913年)、 三井家の迎賓館として建てられた「綱町三井倶楽部」がある。

    本館玄関⇒ 
 本館は、鹿鳴館の設計者として知られる ジョサイア・コンドル博士の設計。敷地1万坪のうちの4千坪の北側台地は、 佐土原藩島津家の屋敷跡。そこに本館と西洋庭園がある。
 本館は明治、大正建築史上の 貴重な建造物として名高い。

 本館南側に広がる芝生の西洋庭園。 大盃型噴水とその向こうに奥の院燈籠が見える。
[右]は、奥窓側、両サイドに暖炉のある部屋。[下]は、別館1階にあるワインバー。

 館内にはロダンなど内外の美術品の粋がが集められ、 各室に配備された家具、什器、調度品も他に類のない豪華なもの。
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