白馬五竜
(2002.8.21)
「白馬五竜」は、北アルプス五龍岳(2,814m)の白馬山麓。
五龍岳は、北アルプスの後立山連峰の中でも、ひと際男性的な山容をもつ。
古くは「後立山(ごりょうざん)」と呼ばれていた。
戦国時代、信州が武田信玄の支配下に置かれると、この峰に現れる雪形(岩形)が武田家の家紋、
武田菱に似ているところから、御領地の意を込めて「御菱岳(ごりょうだけ)」と呼ばれるようになった。
五龍岳と言われるようになったのは明治41年から。
麓の「とおみ駅」からゴンドラリフトで
標高1,515m「アルプス平駅」まで8分、
五龍岳を背にして、前方に1,000m級の山々、眼下に白馬村を見ながら上る。
駅に降りると、そこには平成6年から造成を始めた山野草園が広がる。
7月から8月上旬までが見頃で、下旬ともなると種類が限られる。
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