わが国にあるパイプオルガンの多くは輸入品であるが、国産となると
パイプオルガンを作っている会社は3社。その1社で最大の会社が町田市にある。 1985年に設立されたパイプオルガン工房「マナ オルゲルバウ」で、ドイツで知り合ったという中里威氏と 松崎譲二氏が設立した。 2人はそれぞれドイツの別のオルガン製作会社でオルガン製作を学んでいたが、現地で知り合い1982年に帰国、 会社を設立した。 |
現在、仮組み立ててあるパイプオルガンは、やがて西東京市の教会に納められるという。 パイプの数 1,192本と、パイプオルガンとしては「中の大」のクラスである。 5メートルはある 2階建ての屋内にすっぽりと収まり、なお一番長いパイプは天井につっかえるので設置されてない。 ここで調整されてから解体され、現地には4トントラック2台で運ばれるという。 |