レッド・リバー

<The Siege at Red River>   (54年)

<スタッフ>
製作
監督
原作

脚色
撮影
音楽

<キャスト>
ジム・ファラデイ
ノーラ・カーティス
ベンジー
プレット・マニング

レナード・ゴールドスティン
ルドルフ・マテ
J・ロバート・ブレン
グラディス・アトウォーター
シドニー・ボーム
エドワード・クロンジャガー
ライオネル・ニューマン


バン・ジョンソン
ジョーン・ドルウ
ミルバーン・ストーン
リチャード・プーン
 これはアメリカ南北戟争も末期の頃の北部戦線部隊の激斗と その中に起った恋と陰謀を描いたものである。
 大平原を疾走する騎兵隊!インディアンの襲撃!炸烈する機関砲!…… のアクションとサスペンスの融合した快適なテンポでアメリカ映画の魅力を余すところなく発揮した 西部活劇の決定版である。
 主役は、「雨の朝パリに死す」のバン・ジョンソン、「地獄の阜頭」 のジョン・ドルー、 「赤い空」のリチャード・ブーン等の素晴しき配役を得て、 「欲望の谷」「顔役時代」の名監督ルドルフ・マテがメガフォンをとった。 音楽は「誇り高き男」「紳士は金髪がお好き」のライオネル・ニューマン、 撮影は「十二哩の暗礁の下に」のエドワード・クロンジャガ一等が腕の冴を見せる。

 <梗概>  南軍兵士のジム・ファラデイとベンジーは、変装して北軍騎兵隊の列車を襲い、 当時最新式の武器だったガットリング機関砲を奪ってしまった。 そして薬売りになりすました彼らはその機関砲を、薬を積んだ馬車
に隠してイリイイに向った。
 その途中で2人は、インディアンの患者を連れた美しい北部の看護婦ノーラ・カーティスに会う。 ノーラを家まで護送したジム達は、彼女に知られずに機関砲をノーラの家に隠す事に成功した。
 だがその間にも北部人達の警戒は日毎に厳しくなり、町から出る馬車は片っ端から検査される事になった。 やむなくジムは、機関砲のはいった箱をノーラの医寮馬車に積み込んだが、そんな事とは露知らず、 彼女はその馬車と共に、何なく町を出てしまった。
 ジムには取引き相手がいた。牧童頭のプレット・マニングで、彼が北部地区から 機関砲を運び出せば、礼金む払うという約束だった。だがベンジーと一緒に、医療馬車を奪ったマニングは、 ベンジーを殺して、馬車をショウニー・インディアンの部落へ運んで行く。 そこで彼は酋長の「黄色い鷹」にガットリング機関砲を見せ、大金で売り渡した。 そしてインディアン達はその機関砲を持ってスミス砦を襲撃する事になった。 ・・・  (81分)

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