ミクロの決死圏<Fantastic Voyage> (66年) |
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<スタッフ> 製作 監督 原作 脚色 撮影 美術 音楽 <キャスト> グラント コーラ・ピーターソン カーター大将 医師マイケルズ ドナルド・リード大佐 ビル・オウェン大尉 医師デュパル ヤン・ベネシュ 通信連絡係 情報部員ケン・スコット 看護婦シェルピー・グラント |
ソール・デビッド リチャード・フライシャー オットー・クレメントと ジュイ・ルイス・ビックスビー ハリー・クライナー アーネスト・ラズロ ジャック・マーチン・スミス テナール・ヘネシイ レナード・ローゼンマン スチーブン・ポイド ラクェル・ウェルチ エドモンド・オブライエン ドナルド・プリーゼンス アーサー・オコンネル ウイリアム・レッドフィールド アーサー・ケネディ ジャン・デル・パル バリー・コー ケン・スコット シェルピー・グラント |
20世紀フォックスが、あらゆる科学技術と人材を用い、1,260万ドル(35億円)という
驚くべき製作費をかけたSF決定版で、SF作家オットー・クレメントと
ジェイ・ルイス・ビックスビーが共同で執筆のストーリーに基づき「情無用の街」「カルメン」の
ハリー・クライナーが脚本を書き、「海底二万哩」「バラバ」のリチャード・D・フライシャーが演出Lた。
製作は「脱走特急」「電撃フリントGO!GO作戦」のソール・デピッドが当った。
作曲者はレナード・ローゼンマンで「おかしな、おかしな、おかしな世界」のアーネスト・ラズロが撮影した。 主演者は「脱走」「天地創造」のスチーブン・ポイド、「青春カーニパル」「GOGOビキニ」の ラクェル・ウェルチ、「5月の7日間」のエドモンド・オブライェン、 「大脱走」「偉大な生涯の物語」のドナルド・プリーゼンス、「グレード・レース」のアーサー・オコンネル、 「アラビアのロレンス」「バラバ」のアーサー・ケネディ、 「誇りと冒涜」のウィリアム・レッドフィールド、フランス舞台俳優ジャン・デル・パル、 「スパルタ総攻撃」のバリー・コー、「電撃フリントGO!GO作戟」のシェルビー・グラント という異色豪華キャスト。 <梗概> グラントを首班とするアメリカ特別情報部員の協力の下に、鉄のカーテンの向うから逃げて来た チェコの科学者ヤン・ベネシュ博士を極秘裡にアメリカへ招くと それと知った敵国の諜報部がそれを防害すべく暗躍を始める。 |
ベネシュ博士が特別仕立ての飛行機でアメリカへ着く
と間もなく敵側のスパイが博士を殺すために
博士が乗った車に他の車を衝突させる。このとき頭をひどくうった博士は脳のクモ膜下腔出血を起こしたが、
普通の手術では助からない。博士は物体を細菌大に縮小し、それを長時間持続させる方式を知っている。
だが、アメリカの科学者は今のところそれを一時間しか持続できない。だから、
この方式を知るために博士の命を救わねばならぬ。
このためアメリカのCMDF(総合ミニュチュア統制軍)では、 博士の命を救う道は、博士の脳出血箇所を脳の内部から手術によって除去する以外にないという結論に達し、 医学史空前の試みを行うことになる。それは潜航艇に医師と科学者を乗せ、それをミクロ大に縮小し、 それを博士の頸動脈に注射することによって、彼等を博士の脳内出血部に到達させ、レーザー光線で 治療するというのであった。 潜航艇プロテウス号に乗ることになったのはCMDF附の脳医デュパル、その助手で美人のコーラ、 循環器の専門医で、潜航艇の先導役マイケル博士号士、潜水艇を運転する海罵のオウエンス大佐と 情報部員グラントの5名で、グラントは大戦中フロッグマンとして活躍した勇士で、 また通信関係のエキスパートでもある。 ところが早くもCMDFは、この5名の中の1人が秘密を敵側にもらし、 この冒険を妨害しようと企む者がいると睨む。嫌疑はデュバル博士であった。 ・・・ (100分) |