お若いデス

<You're Never Too Young> (55年)

<スタッフ>
製作
 監督
脚色
作曲
 作詞


<キャスト>
ボブ・マイルズ
  ウィルバー・フーリック
  グレッチェン・グレンダン
  ナンシー・コリンズ
  ヌーナン
 

ポール・ジョーンズ
ノーマン・タウログ
シドニー・シェルドン
アーサー・シュワルツ>
サミー・カーン



ディーン・マーティン
ジェリー・ルイス
ニナ・フォック
ダイアナ・リン
レイモンド・バー
 おなじみのマーティン=ルイスの底抜けティームが女 学校を舞台に珍騒動をひきおこすというビスタビジョン の喜劇。すっかりイタについてきたディーン・マーティンと ジェリー・ルイスのコンビのあかるく楽しい雰囲気 と青春の匂いにむせかえるような女学校を舞台にどんな ふうにかもし出されているか、パラマウントならではつくれぬ1955年型の喜劇と云つていい。、
 製作は「豪傑カサノヴァ」「腰抜けモロッコ騒動」 のポール・ジョーンズ。
 演出は「楽しき我が家」「底抜け落下傘部隊」の 喜劇の名手ノーマン・タウログ。撮影監督は「底抜け艦隊」「武装市街」 「遥かなる地平線」のダニエル・L・ファッブ。
 相手女優ほ「重役室」「パリのアメリカ人」のニナ・フォックと 「ケンタッキー人」「若草の歌」「剣侠ロビン」のダイアナ・リン。「裏窓」の レイモンド・バーのほかミッチ・マコール、ヴェダ・アン・ボルグその他が初演している。
 このコンビの映画は「わが友アーマ」(49)、「わが友アーマ西部へ行く」(50)、 「陸軍とともに戦線へ」(50)、「ザッツ・マイ・ボーイ」(51)、「底抜け艦隊」(51)、 「ステージ」(52)、「底抜け落下傘部隊」(52)、「底抜けビックリ仰天」(52)、 「キャデイ」(53)、「底抜け最大のショウ」(54)など。

 <物語>  ナンシー・コリンズとその婚約者ボッブ・マイルスはオレゴンの ある上流家庭の娘ばかりをあずかる女学校の教師だった。 2人は休暇をロサンゼルスですごし、学校へ帰ろうとしていた。 しかしボッブは軍隊時代
の上官にたのんで、もう一度空軍にもどりたがっていた。
 2人がロサンゼルスを出発する日、宝石泥棒のヌーナンがボッブがとまっていた ホテルをおそい、殺人を犯して、ダイヤモンドを盗んだ。 かけつけた警官に追われ、ヌーナンはダイヤをボッブの上衣のポケットにかくした。 ボッブは何もしらぬまま、ホテルの床屋にはいった。親方が留守で職人のウィルバー・フーリックが いるだけだった。様子をうかがっていたヌーナンはウィルバーが少々頭のないのを見て、 一策を案じ妻に電話をかけて、ウィルバーをアパートに呼べと命令した。
 ウィルバーはヌーナンの妻に呼ばれて、道具カバンをかかえてヌーナンのアパートへ行った。 ウィルバーが出かけるまえに、ヌーナンがダイヤをボッブの上衣のポケットから ウィルバーのズボンのポケットにうつしたのだが、もちろんウィルバーはそんなことは知らなかった。 こうして、ヌーナンは警官がはりこんでいるホテルから堂々と出て行った。
 良人から事情を聞いたヌーナン夫人はウィルバーにあまいことばをかけて、 面くらっているウィルパーのズボンのポケットから紙包みを抜きとった。 そこえヌーナンがもどってきて、妻にいたずらをするやつはロスアンゼルスにおいとけないとおどかした。 ウィルバーはワシントン州の故郷へかえると約束して、アパートを逃げ出した。 ウィルバーを追いかえして、抜ぎとった紙包みをあけてみると、ダイヤではなく、 風船ゴムだった。ヌーナンはあわてて、ウィルバーを停革場へ追かけた。・・・(102分)
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